ぬくいももひきの話

ヒートテック::ハーフタイツUNIQLO 冬のエース・ヒートテックはロング(ハーフ)タイツにくびったけな今日この頃で、正直これを装着しないと外出すらおぼつかない、依存状態に近いところまできている自覚すらあって、だってそれくらい温かいし、しかも帰宅して鏡の前でタイツ一枚になって北島康介ごっこもできてしまうわけで、早くヒートテックシリーズに水泳帽をラインナップさせて欲しいなと思うことしきりなんですが、それはまあ置いておいて。
そんで最近思い出すのは数年前のババシャツブームで、一躍市民権を獲得した「中高年女性が好んで着る厚手の下着」はこの冬もすでに大車輪の活躍を見せていることは想像に難くないんですが、この「ババシャツ」って語感最悪な商品をどや顔で定着させた若い女性陣の「開き直り」はものすごいパワーだったんだな、と思ったりするわけです。
だって僕が今両足に身につけている黒い布地はロング(ハーフ)タイツ、しかもヒートテックという機能が強調された横文字のネーミングだからこそはばかりなく装着できているだけで、「ズボン下」「ももひき」「ステテコ」らへんだったら恐らくかなりのためらいが生じますし、まかり間違っても公言できませんもの。オッサンへのショートカットを自らダブルクリックできませんもの。
そのあたりの感覚の男女差にこう、なんていうか、ほら、世界平和へのヒントとかが隠されているのかもしれませんね。

検索ちゃん

柿の種チョコたとえばオフィスでおやつに柿の種チョコ「 マミング」をもらうことってわりとあるっていうか、まあなくはないと思うんですよ。それこそ皆さん明日にでもポリる機会があるかもしれない。うまいんスよね、これ。数ある柿の種チョコの中でもさすが老舗って感じで、僕も大好きです。ついつい2個3個って。で、ただ、そこで気をつけて欲しいんですけど、「マミング」って、軽い気持ちでイメージ検索しない方がいいっていうか、いや、つい手癖でしちゃう人も多いと思うんですけど、それだけはしちゃダメだ! と強く言わせてください。ホント今日くらいは命令させてください。後生ですから。だって検索ボタンを押したその瞬間、同名の産前用ショーツの画像がごろっごろ引っかかりますから。モニタに広がるショーツの海。振り返るとドン引きの女子社員。サミング(目潰し)を試みようにも叶うはずがなく、世間的な意味でテクニカルノックアウト。僕の心臓カク、ピーってやかましいわ。

こんなに危ないおっぱいバレー

映画『おっぱいバレー』の公開が来春に迫ってますけども、原作未読の僕が現段階でも断言できることは、単行本の帯に書かれたキャッチコピーはここ数年で最も中二マインドをダイレクトで生に刺激する珠玉の逸品だった、ということです。

えっ! 先生が「おっぱい」を見せてくれる!?

先生が、おっぱいを、見せてくれるんですよ。何も足す必要がないし、何も引く必要もない。正に完璧なフレーズじゃないですか。中身を読む必要すらないと思います。おまけ程度に「この先生を綾瀬はるかが演じるらしい」って予備知識さえ仕入れておけば4年は固い。よくわかりませんがとりあえずは固いでしょだって。
綾瀬はるか 2009年カレンダーただ、正直僕もバレー経験者の端くれですから、現場を知る者として現役中高生バレーボーラーにどうしてもアドバイスしておきたいことがあって、具体的にはプレー中あまりにおっぱいに夢中になることで、いわゆるエレクチオン、そこまでいかずとも伊集院用語で言うところのアマ BOKKI 状態でバレーボールに打ち込むと危険が危ないシーンが沢山訪れることが想定されますので、せめて事前にそういう可能性を理解した上で、明日からの部活動に取り組んでもらいたいなと、おじさんそう思います。

おっぱいのことを考えながらバレーをすると……

  • ブロックの際、タッチネットの可能性が飛躍的に高まります(手足以外がネットに触れても反則)。それを避けようとネットからいつもより離れてジャンプすると、いわゆる「吸い込み」を起こし、ブロックは失敗し、貴重な1点を献上することになります。

  • そもそもネット際に立っただけでパッシング(手足以外は少しでも相手コートに入ると反則)をコールされる可能性があります。正確に言うと、コールされるのは6人中2人くらいだとは思いますが、いずれにせよ貴重な1点を献上することになります。

  • ハッスル状態のままフライングレシーブを試みると、うわー想像しただけで猛烈に痛いです。ごめんなさい、痛いです。仮にボールを拾えたとしても、そのまましばらく起き上がることができず、なんやかんやで貴重な1点を献上することになります。

  • 保健の教科書に書かれている「昇華」の意味を実感できないまま成長してしまい、期末テストに失敗し、盗んだバイクで走り出し、人生の汚点を履歴書に献上してしまう恐れがあります。

結論としては、バレー以外の手段でも大人になればおっぱいはいつか見られますので(最悪お金は僕が出しますから)、煩悩を振り払って精一杯スポーツをしてほしいなと、おじさんそう思います。先生のおっぱいは僕が責任を持って見ておくので安心してください。

おっぱいバレー (Linda BOOKS)

おっぱいバレー (Linda BOOKS)

4分の1のジューシーな肉汁

マクドナルドの新メニュー・クォーターパウンダーが挑発的な宣伝文句と共に日本中を席巻している今日この頃、すでに実食された方も多いんじゃないかと思いますけども、そもそもその昔日本でも販売実績があり、海外ではレギュラーメニューだったものを大々的に日本に逆輸入しただけの、いわばマック鈴木的なハンバーガーであるという事情をどれだけの人が承知した上でパクついたのかって部分には非常に懐疑的でして、事実僕も「ふつうのマックじゃん」という感想以外何も出てこなかったというか、来期年俸がなぜか3500万円 UP してしまうことを考えるとむしろ失望すら覚えたといっても過言ではありません正直。いつものお肉にいつものケチャップ味。
でもだってそもそもマクドナルドの新メニューというものはグラコロの例を引くまでもなく「普段食べられない味が、期間限定で」って所に魅力があるのであって、「いつもと同じ味が、来年のレギュラー化を見据えて*1」って時点ですでにかなり性格の違う商品なのは明らかなんですが、「クォーターパウンダー」なる面妖なネーミングでそういうイメージを見事に回避しているあたりいぶし銀のマーケティングと評価せざるを得ないというか、たんに「スーパーメガマック」などとしなかったあたりの小憎らしさにはハンケチを噛みちぎらずにはいられません。踏んづけてやりたい。
ケロッ!とマーチ2008しかもあれだけ「デカい」新メニューをハイカロリーのリスクを負ってまで買い求めるということは、いつも以上に「普段食べられない味」を強く求めているわけですよ無意識に。それを裏切られたときの気持ちときたら……。なんだろう、柳原可奈子って A カップらしいじゃないですか。でもそこって、柳原可奈子と付き合う以上男子なら誰しも最低限期待せざるを得ない部分じゃないですか。というわけで、これを機にマクドナルド社にはぜひバストアップ体操に励んでいただきたいと、そう思いますね。おっぱい。