こんなに危ないおっぱいバレー

映画『おっぱいバレー』の公開が来春に迫ってますけども、原作未読の僕が現段階でも断言できることは、単行本の帯に書かれたキャッチコピーはここ数年で最も中二マインドをダイレクトで生に刺激する珠玉の逸品だった、ということです。

えっ! 先生が「おっぱい」を見せてくれる!?

先生が、おっぱいを、見せてくれるんですよ。何も足す必要がないし、何も引く必要もない。正に完璧なフレーズじゃないですか。中身を読む必要すらないと思います。おまけ程度に「この先生を綾瀬はるかが演じるらしい」って予備知識さえ仕入れておけば4年は固い。よくわかりませんがとりあえずは固いでしょだって。
綾瀬はるか 2009年カレンダーただ、正直僕もバレー経験者の端くれですから、現場を知る者として現役中高生バレーボーラーにどうしてもアドバイスしておきたいことがあって、具体的にはプレー中あまりにおっぱいに夢中になることで、いわゆるエレクチオン、そこまでいかずとも伊集院用語で言うところのアマ BOKKI 状態でバレーボールに打ち込むと危険が危ないシーンが沢山訪れることが想定されますので、せめて事前にそういう可能性を理解した上で、明日からの部活動に取り組んでもらいたいなと、おじさんそう思います。

おっぱいのことを考えながらバレーをすると……

  • ブロックの際、タッチネットの可能性が飛躍的に高まります(手足以外がネットに触れても反則)。それを避けようとネットからいつもより離れてジャンプすると、いわゆる「吸い込み」を起こし、ブロックは失敗し、貴重な1点を献上することになります。

  • そもそもネット際に立っただけでパッシング(手足以外は少しでも相手コートに入ると反則)をコールされる可能性があります。正確に言うと、コールされるのは6人中2人くらいだとは思いますが、いずれにせよ貴重な1点を献上することになります。

  • ハッスル状態のままフライングレシーブを試みると、うわー想像しただけで猛烈に痛いです。ごめんなさい、痛いです。仮にボールを拾えたとしても、そのまましばらく起き上がることができず、なんやかんやで貴重な1点を献上することになります。

  • 保健の教科書に書かれている「昇華」の意味を実感できないまま成長してしまい、期末テストに失敗し、盗んだバイクで走り出し、人生の汚点を履歴書に献上してしまう恐れがあります。

結論としては、バレー以外の手段でも大人になればおっぱいはいつか見られますので(最悪お金は僕が出しますから)、煩悩を振り払って精一杯スポーツをしてほしいなと、おじさんそう思います。先生のおっぱいは僕が責任を持って見ておくので安心してください。

おっぱいバレー (Linda BOOKS)

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