戸田ライト恵梨香

戸田恵梨香@カップヌードルライト全国のぽっちゃりさんの救世主、なんとわずか 198kcal の即席麺・カップヌードルライトの CM で豪快に衣服を脱ぎ捨てている戸田恵梨香さんについては嗚呼むべなるかなという感じで、これはもう「エ」と「ロ」がたくさん隠されている「戸田」という苗字を背負った人間の宿命というか、同年代の女優さんたちと比べて大衆が彼女に求めるベクトルもややエロ寄りになるのは自然な流れだし、とはいえエロを補って余りある(?)清潔感をあわせ持った戸田さんだからこそなしえた今回の脱ぎっぷりだったとも言えるわけで、今この時代にこの CM を演れるのは彼女しかいなかった。そう断言できるんじゃないかと思うわけです。

  1. 直立(イチ)
  2. もぞもぞとかがむ(キュー)
  3. 脱ぐ(パッ!)

そうはいっても「必然性がないなら脱がない」のが女優ワールドの不文律ですから、いくらカップヌードルがライトになった! ということを表現するためとはいえ、ただ単に「ほら脱いで!」じゃストーリーもへったくれもないわけで、それだけで戸田さんサイドから OK が出たとはとても思えません。そういう目線でじっと分析すると、やはりかなり練りに練った演出になっていて、具体的には新商品のウリである 198kcal を戸田さんのセリフやナレーションで何度も強調するだけでなく、脱衣のモーションにもきちんと取り入れるという念の入れようで、書いたの誰だか知らないスけどまさにいぶし銀の脚本と言えるのではないでしょうか。そりゃ脱ぐよ。パーフェクト・ストーリーだもん。なんとしても俺のホンで恵梨香を脱がせてみせるという執念は脱衣麻雀職人と遜色ないと思いますね。ホントお前はよくやった。今度一緒に二郎行こうぜ。

決意はヘビー

Wikipedia にも同様の記述がありますけども、基本カップヌードルってのは「ヌード」と距離を置いて販売されてきた商品ということが一部では知られていたり知られていなかったりするわけです。

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カップヌードルのパッケージの文字が「カップヌー」のようにドが上付きになっている理由は「ヌードを連想させないように」というオトナの先走り配慮によるものなんだそうで。なるほど。

戸田恵梨香@カップヌードルライトそこへきて今回の戸田恵梨香さんですから、「むしろエリカのヌードを連想しながらすすれ!」という裸麺精神は、これまでのカップヌードルの穏健路線からは確実に一線を画すインパクトに重きを置いた戦略であることは明らかで、日清食品のマジっぷりがビンビン伝わってくる気がします。そういう意味でも2009年最も印象的な CM 候補に早くも名乗りをあげたことは間違いないでしょう。
あとここまで書いてきて正直なところ「上付きヌードル恵梨香」っつー最低のフレーズも正直思いついちゃったりなんかしてるんですが、収拾がつかなくなる前にスタジオにお返ししておこうと思います。

追記:試食してみた

食品業界がダイエット食品に使用する「オリジナルを忠実に再現」的な表現がほとんど嘘っぱちであることはそろそろ誰もが感づいてしまったこの時代にあって、具は(おそらく)全く同一、スープはやや薄く感じるもののほぼ同じ味わいで、さすがにノンフライ製法を採用したメインの麺だけはずいぶん印象が異なりましたが、トータル的には十分ノーマル版のカップヌードルと置き換え可能な商品に仕上がっていました。あと数回のバージョンアップでダイエット食としての春雨ヌードルを完全に土俵際に追いやる可能性を十分に秘めていると思います。