頑張れ負けるな力のかぎり

心がけてるって言ったら大袈裟ですけど、テレビを見るときはその芸能人の所属事務所(団体)をできるだけ覚えない&意識しないようにしています。それは例えばバラエティ番組に米倉涼子石川亜沙美がゲストとして登場した時に「おーオスカー気合入れてきたな」って思うよりは「うわーこの番組のプロデューサー趣味丸出しじゃん(笑)」って思うほうが面白いからで、よく読むテレビ日記のみなさんたちも事実関係をきちんと明示して掘り下げている人よりも根拠レスで空想してる人の方が好み、好みっていうか、愛してます。ちゅきだから。
で、mihimaru GT ってのがいてだな。ツヨクツヨク
2006年も後半に差し掛かっているというのに毎日おうちでリンドバーグを聞いている僕なので(ウォウウォウ)正直「なんか最近チャートを賑わせているらしい」くらいの認識しかないんですけども、ここの事務所がねえ、いくらなんでも必死すぎ。必死な人を冷笑する傾向の強いインターネットはどうかなあと思うこともありますけど、事務所は人じゃないし海人でもないので。
ふんで mihimaru GT それ自体にはむしろ好感を、そのほとんどが矢口さんにちょい似たボーカルガールのビジュアル面においてのものだということを一応強調した上で続けると、あのねー、特に笑ってしまったのがつい先日に放送された僕のお気に入り番組であるところの「月光音楽団」なんですけども、深夜に放送されているこの番組のウリってのはベッキー山本梓石川亜沙美安田美沙子夏川純石垣佑磨っつー同年代の友人たちがゲストとテーブルを囲んでわいわいのんびりゆるーいトークを展開するっていう、専門用語で言うところの「テレ朝のオハコ」のはずなんです。はずなんですけど、これがまあ見事に面白いところ、もっと言うと「ボーカルの娘の"オイシイ"部分を切って切って繋いで繋ぎまくった」無駄にテンポのいい、情報量の異常な番組に仕上がっていて(hiroko が天然だということを30分間これでもかこれでもかここがいいのんかって強調された)、もう泣くしかないといった風情で、でも泣きながら何度も見てるほど暇でもないのでそのままミルクティーを一口飲んでしましまのお帽子をかぶってクマさんを抱いて寝ました(メルヘンブーム)。テロップもいつもより過剰もちろんそれだけリキ入ったプロモーションを展開しているってことはそれだけ mihimaru GT っていうグループに惚れこんでいる人たちがバックにいるわけで、逆に言えばそれだけの魅力を持っているからこそなんでしょうけどだからといっていくらなんでもその頑張りは過剰すぎっていうか空回ってますよ奥さん。と思った。
そういう視点を獲得した後に YouTube とかいう近未来装置を使っていくつかの PV を眺めてみると知名度のわりに豪華な仕上がりになっているところがやけに気になってしまったり、なんだか妙に大人になってしまった気分です階段2段飛ばし位で。あのまあ、個人的には HEY!HEY!HEY! の常連になってくれたらいんじゃないかと思います。