尾ひれがつく瞬間を目撃した

時期的にはずいぶん旬を逃してしまっていて、バナナだったら斑点通り越して真っ黒な感じなのですけども、先日チョコラさんからお借りした『最驚! ガッツ伝説』をついさっき読み終わりました。全60の伝説にくわえてガッツ石松の数々の名言が収録されているのですが、中でも愛するバナナに対する彼のコメントはすでに TV か WEB だかで見聞きしたような覚えもあったりして、以下は最も有名かもしれない一言。

でもな、うまいのは、最初の20本までだなあ。

最驚! ガッツ伝説

普通そんなに食わねえよ! とかそういう楽しみ方はみなさん個人にお任せするとして、スポニチ読者の僕としては23日の紙面にあった「隠しマイク」のコーナーを思い出すのに2秒とかからなかったわけですもちろん。

試合前にバナナをほおばる横浜*1・大川広報を見た内川は「200本からが1番おいしいらしいですよ。ガッツ(石松)さんが言っていました。

スポニチ2005年5月23日

だ、ダブルで間違ってる……。1年前に出版された書籍に記されたことすらこの強烈な尾ひれのつけられっぷりなのだから、たぶんきっと小野妹子はマジで女なんだと思いました。でも伝説が神話に変わる瞬間に立ち会えたみたいで気分はいいです。知ってた? 伝説って羽化とかしないんだぜ! まじまじ、口コミで巨大化すんの。

最驚!ガッツ伝説

最驚!ガッツ伝説

*1:引用者注:横浜ベイスターズ