茶の味

茶の味 グッドテイスト・エディション

茶の味 グッドテイスト・エディション

  • 出版社/メーカー: レントラックジャパン
  • 発売日: 2005/02/25
  • メディア: DVD

これは買う。140分超えの長編なので、合わない人が観ると地獄だろうからあまり強くは薦められない一本なのですけど、こういうのを週末の昼下がりに肩寄せてポップコーン食べながらくすくす笑いながら年を取っていきたい。
基本的に「春野家」の人間のそれぞれのココロ模様が独特の雰囲気の中で描かれていくのだけど、まず佐藤貴広の「中2演技」がくすぐったくて気持ちよくて、それを引き出す土屋アンナのマドンナ高校生がありえないほど可愛い。実は2秒くらい相武紗季の出番もあって、観はじめの頃は「逆にしろよ!」などと毒づきそうになったのだけど、全編終わるとああ正解だったなと思えた。
で、多分ひとつの山場になると思うんだけど、そんな中2演技を好演する佐藤が一瞬でかすんでしまうくらいの圧倒的な中2演技を披露するのが劇中で30歳の設定の浅野忠信。彼と中嶋朋子のツーショットを拝めただけで1500円払う価値はオオアリだった。
あと毎度ながら脇役も豪華で、オフィシャルのキャストに登場してない役者もたくさんいて、その中に草なぎ剛寺島進田中要次堀部圭亮たちもいるので、見た目にも飽きない作品になっていると思う。