「松本」の「遺書」 (朝日文庫)『遺書』だったか『松本』だったか、とにかく松本さんの絶頂期に読んだ著書に「俺は職場では女を絶対に意識しない。むしろ過剰に遠ざける。なぜなら俺は女好きだから(意訳)」という一節があって、当時学生だった僕はいたく感銘し、こうして社会人になってからも忠実に実践、すなわち女性の同僚と会話する際は基本的に用件のみを簡潔に時には目すら合わせずに、ウルトラドライな態度を常としてきたのですけども、なんかどうも「とっつきにくい」という悪評が蔓延してる気が……! 違うってお前のことは好きなんだって……! いや、そういう好きじゃないけど……!