残暑日記

暑い暑いと世界を呪いながら外を歩くのにも飽きてきたそんな8月の後半、竜頭でいうと蛇尾みたいなもんですけども、乳頭でいうと乳輪みたいなもんでしょうか。もしくは速水でいうともこみちですか。……聞こえますか? これだけ頭の茹った日記だと、いくら長澤まさみに呼びかけてもらっても無駄でしょうか。それはそれとして、今日は西川美和っつー [夢日記] で大ブレイク寸前の監督(ここにピンとくる人は多分この日記読んでない)が制作した『ゆれる』を観に渋谷くんだりまで出かけたんですけども、その道すがら小さな交差点で後ろに3台の乗用車を引きつれて車道の真ん中をママチャリ+日傘で優雅に疾走しているデーハーなおばちゃんに遭遇しまして、お前の存在の耐えられない丸さかなんかで梅雨明けが遅れたんちゃうんかと激高しかけたのですが、その刹那教科書の見本のような左折のブロックサインを出したかと思うと綺麗に右折していったので許すことにしました。真後ろの運転手のぽかーんとした顔まで含めて完璧だ。200円なら払ってもよかった。
TEXAS [Maxi]あーで、その帰り道に安藤裕子さんの新譜を買ったのですけど、3曲目に収録されている鹿取洋子さんの「ゴーイン・バック・トゥ・チャイナ」のカバーを聴きながら次の角で(チャイニーズ設定の)安藤さんにごっつんこして顔を赤らめながら中国語に時折混じるたどたどしい日本語で必死にコミュニケーションを取ろうとしてくる彼女の頭をなでなでできたらいいなあとか、当時はとても前向きでしたけど今こうして思い起こして記すだけでその足で首を吊りたくなるような空想に励んでいたところ、ああそういえば周迅(ジョウ・シュン)さんととても似ているなあと思ったのでした安藤さんは。おわり。

[似てる]
  1. こっちが安藤さんでー。
  2. ほらねソックリ。

あと全然関係ないけど最近の口癖は「ちょぶなっかしい」です。ちょっと危なっかしいの略。高校野球とか見るときに大活躍。興奮してくると「ちょぶっ!」ってなります。