弁護士のくずにhitomiが初出演

明日13日からスタートする TBS のドラマ「弁護士のくず」のエンディングのタイトルバックに hitomi さん(30)が出演するらしいのですけど、これがどうも初出演で、hitomi さんにとっても今までにないことらしい。

• hitomi 後ろ姿でドラマ初出演(スポニチ 2006年04月10日)

まず確認しておきたいのは少なくとも2001年に「私立探偵濱マイク」の5話にゲスト出演してるじゃないっていう事実で、しかもタイトルバックどころか劇中の台詞まで割り当てられ、(見方によっては)それなりに重要な役どころを担っていたじゃないっていうあなた約束したじゃないっていう。
「初物」を尊ぶ文化(?)が世界共通の感覚なのか、日本独自のものなのか、小難しい話を保留にしても確実に言えることは少なくとも「女子のはじめて」に異常なまでの関心を示すのが日本男子の特徴であって、「ウキウキりんこだプー」という迷曲を世に放ちながらその2年後に「恋のシュビドゥバ」でデビューした小倉優子だとか、「エンタの神様」で山口百恵のカバーに初挑戦しておきながら「贈る言葉」でもう一度カバーに初挑戦した上戸彩だとか、成人式を2回やった安西ひろこだとか、そういったはじめて大好き層にことさらアピールしていくことが必要な若いアイドルたちにとってある種の経歴詐称は立派な戦略であると認めるにやぶさかではないです。
ないですけども、歌手12年目・30歳の人妻にまで「はじめて☆」と言わせたいこの日本はやはりどこか病んでいるのではないかっていうかさっさと森三中あたりが初物のパブリックイメージをどんどんお笑いでぶっ壊していかないから安達ママの初ヌードとかそういう話になるんじゃないか! と、わりと強く憤っている次第なのでしたかしこ。