おしマイケル

ただでさえ一発ネタ屋の正当な賞味期限が過ぎ、おまけにパッション屋良の登場によってその活躍の場を完全に奪われていたマイケルが歌手デビューすることが果たしてどれくらい認知されているのかは知る由もないですけど、いかんせんタイトルがよくない。「マイケルンバII」って。下降線を辿っている芸人が「タイトル出オチ」を狙うとそのまま墜落するという前例は猿岩石改め「手裏剣トリオ」がしっかり後世に伝えたはずだったのに。
同じような例で心配しているのが5人組の「プラン9」で、出オチで済まない実力をつけてきそうな予感はあるんですけども、5なのに9ってだけで、ただそれだけで芸能界の呪いが解けずにこのまま日の目を浴びない可能性があるのなら「あんた改名しないと死ぬわよ」って言ってやりたいところなんですが、ただ僕、普通の学生だからなあ……。
逆に邦楽の世界には ZARD坂井泉水だとか、T.M.Revolution西川貴教だとか、いっぱいいそうで実際一人っていうある種出オチしてる人たちの成功例がたくさんあって、芸人でも「劇団ひとり」がこのご利益を正統に継承しているので、風前のともし火感が拭えなすぎるマイケルは今すぐ「ネバーランド経験者」とかに改名すればいいと思った。一瞬すごいいっぱいいるもんだと思っちゃうよ。