高橋真麻アナウンサーは10年に一人の逸材である

最近の高橋真麻アナはスタジオから中継先にカメラを振られたときに、ただ自分のしかめっツラをモニタに大写しにするだけで爆笑をかっさらうスキルを身につけてきました。この長州小力にも匹敵する出オチぶりをアナウンサー史に照らし合わせた時に浮かび上がってくる人物がいて、それは1994年にスタートした『投稿!特ホウ王国』で一世を風靡した後藤俊哉アナです。彼は高橋アナと同様に VTR 始めの「ごとうです」というたった5文字のそこはかとない面白さを武器にお茶の間の人気者になりました。自分の名前を言うだけ、という一点で東海林のり子さんの再来かとも騒がれたものでしたが、以来こういったタイプのアナウンサーが出現したのは初めてと言ってよく、しかも「高橋です」という6文字すらも必要としない真麻アナの突出振りは際立ちすぎています。あとノーズラインも結構際立っている。