ふっくら吹き替え

バラート・クラーラさん天才霊能者であるところのバラート・クラーラさんに限らず、バラエティ番組にわりとふくよか系かつ50代以降の外国の女性が出演した時に超高頻度でその吹き替えをしている女性の声を、知らない人がいるとはちょっと思えない。
ちょっとどう検索をかければいいのか見当がつかないのでお名前はわからないのですが(求情報)、特徴として読点ごとの異常に柔らかいタメと、会話の最後の「わぁ」が印象深いかと思います。

例文
二人ともぉ……34歳からぁ……35歳までにはぁ…………結婚できるわぁ*1

この声で吹き替えが行われている女性のイメージは、クラーラさんのような霊能者や、または占い師的な職業の方がゲストに語りかけている場合が一つ。そしてもう一つは急な来訪者+暖炉+温かいスープと手作りの食事+食後に編み物をしながらの昔話という「ふっくら奥さん」が一つ。いずれにしろ結構恵まれた、というかその土地土地で幸せに暮らしているイメージが強いですね。見ててほっこりしますし。これを「ふっくら吹き替え」と呼びます。

応用編

じゃあちょっと切なくなるような場面も「ふっくら吹き替え」すればほんわかできるんじゃないか、という試み。

万引きで捕まったカリフォルニア州の主婦ナタリーさん(53歳)の談話
そうねぇ……むしゃくしゃしてやったわ……今は…………反省しているわぁ

あー……ありかも。

*1:http://bater.biz/music/kl.wav (音声ファイル)