奥菜恵さんの誕生日に寄せて

奥菜恵打ち上げ花火を下からも横からも見飽きたはずの奥菜恵が IT 長者と打ち上げ花火をセスナの上から見下ろす生活にすら満足いかなかったのだとすると、残された道は打ち上げ花火を中から見ることしかないわけで、そうなると現在の NASA の技術力を考えるに、全身タイツを着て2尺玉と一緒に元さん(江戸随一の花火職人・57歳・去年一人娘が反対を振り切ってアメリカに語学留学)に東京湾の上空にえいやと打ち上げてもらうしかないわけで、いくら NASA でもちょっと危ない。だからその決意の表れがあのヘルメットみたいな髪型だったんじゃないかと思うんですよ。あれは巷の女性の間で流行の蛍ちゃんヘアーを追ったわけじゃないんです。
だってあれならもし爆発の際に髪の毛に火の粉が飛んで東野みたいになってしまっても、近くをチャリンコで通学している中学生のヘルメットを奪ってマジックで黒く塗っておけば再びキューティクルの生き生きした髪の毛が生え揃うまでの時間稼ぎにはなりますし、最悪そのままでも徹子の部屋なら出演可能です。
♪チャーララ ララルラールラ ラルラパーパーパーパーパー

奥菜
「よろしくおねがいします」
徹子
「……ちょ、あなた」
奥菜
「…………(触れようもんなら、てめぇのメット脱がすぞ? )」
徹子
「そういえばあなた、次回の舞台の稽古で忙しいんですって? 」
奥菜
「ええ、まあ(にっこり)」