惜しまれながら死んでいく

世紀の大巨匠・漫画太郎の『珍入社員金太郎』が連載回数を両手で数えることなく消えていったことは2005年最初の大事件だったわけですけども、かの漫画が一瞬のうちに放ったまばゆく儚い輝きは壮大な叙事詩となって僕たちの心に深く刻まれることとなりました。絶頂のうちに歴史の表舞台から去った英雄は数知れず、また去ったからこそ後に伝説として語り継がれることになった例はきっと星の数。そんな伝説を一つでも多く記しておくことが、ブログをはじめた僕の使命なのかもしれません。

英雄ファイル No.2349582 - 由佳理の反省ドラム

西暦2005年4月6日に日本テレビで始まったバラエティ番組『くりぃむしちゅーのたりらリラ〜ン』の MC をメインのくりぃむしちゅーと共に務めた西尾由佳理アナウンサー(当時27歳)が、エンディングの30秒間にスタッフロールと共に本放送の反省をしながらドラムを叩き続けるだけという斬新かつシュールなコーナーのこと。翌週にはその存在は確実になかったことにされており、最初にして最後、ただ一回の放送でその役目を終えることになった。

はぁ〜。今日ぜんぜんダメだったなあたし。
……1,2,1,2,3
(以下延々とドラムを叩き続ける西尾アナ)

由佳理の反省ドラムの存在を裏付ける歴史的資料(画像)
由佳理の反省ドラムの存在を裏付ける歴史的資料