お笑い界のタートルズ

ビジュアル・イメージが湧きやすいでしょうからあえて下世話な表現を用いますけども、いわゆる「亀の頭ヘアー」というのは一般的にそれで登校しようものなら例外なくいじめにあい、それで出社しようものなら間違いなくセクハラのそしりを免れえず、その影が夜道に照らされようものなら問答無用で公然わいせつ罪が適用されかねない「なげきのたて」ばりの呪われた髪型であることは言をまたないわけですけども、その正邪が逆転する世界がお笑い芸人の住むブラウン管の中であることもまた広く知られているわけです。数年前までは蛍原徹を中心に以下のようなスリートップが形成されていました。
亀の頭界のドン的存在とも言えるホトちゃん

  1. 蛍原徹
  2. 田中直樹
  3. ふかわりょう

ご存知の通りふかわりょうはデビュー当初長髪に白い極太ヘアバンドという異形のいでたちで不思議な一言ネタともに知名度はある程度まで上昇していたのですが、結局今のままでは無印良品のヘアバンド(大)の売り上げに少々貢献する程度の存在で終わってしまうと一大イメージチェンジを図り、亀の頭の3番手に滑り込み、後の大ブレイク(主にガキの使いの罰ゲームに欠かせない芸人として)を果たしたのでした。
しかし田中直樹が役者としての仕事の増大ともに少しずつ髪の毛を伸ばした結果、現在このリストに名を連ねるには少々無理があります。そこで次世代を担う亀の頭たちを探すことが、そのまま次世代のお笑いを担う人たちを探すことになるのではないかと思って書いてるのがこの日記というわけです。さあ並べてみましょうか。

旬も旬な4人が出揃ったことが偶然の産物とはとても思えません。一昔前は「コンビ名に「ん」が入ると売れる」などというジンクス*1まことしやかにささやかれたことがありましたが、私といたしましては「ホトちゃんヘアーにすれば売れる」という新ジンクスをエンターテインメント業界に一石として投じたいと存じます。


あとこの日記について、なんでだろう? って考え出すとあっという間に破綻するのでやめてください。たぶんギター持っちゃダメなんだと思う。