安めぐみ

チリチリホールド志村けん限定で妙な開放感を見せる優香という人がいますけど、安の全番組で見せる「スキだらけさ」はもはや天性のものであるといって差し支えなくて、東野幸治のチリチリホールド → チリチリドリル*1を正面切って受けて立ち回れるのは彼女以外に存在しないし、『カミングダウト』で「高3まで父親とお風呂に入っていた」という告白を画面上で成立させたのも唯一無二の偉業と言ってよくて、何ていうかもう圧倒的だ。
単純に好感度がぐんぐん上がってしまうバカ正直な男子はもちろん、「実はああ見えて陰で泣いているに違いない、だから俺が守る」みたいなアホな男子まで漏れなく釣れるあのキャラクターは、例え狙って作っているとしてもなんの問題もない。「バカまん」の称号を手にした若槻千夏がずいっと一歩抜けた感じのあるテレビですけども、それに続くのは「安まん(あんまん)」だと読んでます。語呂もいいですし。

*1:島田紳助も苦笑いするしかないほどひどすぎる攻撃