カンコースクールウエアCM(東京バージョン)

自分の表現したいことを全て人間のちからでやってみせよう! というのが平井堅の『キミはともだち』という楽曲で、メインの歌はもちろんバックトラックの楽器・特殊効果音も全て自分自身の身体を使っての「ひとりアカペラ」であることはちょっこす話題になったわけですけれども。さて今日僕が残念ながらお伝えしなければならないのは、この平井堅の試みを遥かに凌駕する、21世紀最大級の「ひとり表現ニスト」が存在したというにわかには信じがたい、しかし決して揺るがない事実なのであります。OZAKIというあからさまにYAZAWAに対する敵意をむき出しにした学生服を取り扱う一企業のテレビスポットの中に彼女はいました。

言葉を、カラダで、表現します

このたどたどしい導入部に若干の心配を覚えたのもつかの間、残り12秒の間ブラウン管の前で繰り広げられるその壮大な「ひとり表現」は感動のジェットストリームアタックとなって僕の脳髄を揺さぶり、感極まった僕は「オーマイゴ!オーマイゴ!」と叫びながらアパートを飛び出し盗んだバイクで大きな夕陽に向かって走り出したのでした……。
ユーノー?全国民が視聴できるから。いいから黙って見ておけ。っつー話。
http://www.ozakigp.co.jp/cm/0408/tokyo/index.html*1

*1:追記:出演は花澤香菜