ブラマヨダイアリー(M-1グランプリ2005 予選編)

小杉竜一
「はいどうも! お願いします」
吉田敬
「まあ僕ら二人ともはてなダイアラーなんですけどもね」
小杉竜一
「そうですね」
吉田敬
「やっぱ今のうちからね、運命のダイアラーと出会った場合?」
小杉竜一
「うん」
吉田敬
「最初のリファをどう振るか、これが大事やと思うよね」
小杉竜一
「最初のトラックバック悩むからね」
吉田敬
「やーだからどういう記事から送ったほうがいいかなって」
小杉竜一
ミュージカルバトンとか意外とええんちゃう?」
吉田敬
「あ、ミュージカルバトンな」
小杉竜一
「回し回されてバーっと楽しく盛り上がって仲良くなるやんか」
吉田敬
「でもなー。トラックバックってなんか下品なイメージあるやろ?」
小杉竜一
「下品ってどういうことよ」
吉田敬
「だからスパムで飛んでくるのはたいていがアダルトサイト関連やし、芸能人ブログトラックバックなんてアクセスアップ狙いのギトギトしたやつばっかりやん」
小杉竜一
「そんな風に考えたらあかんよ、はてなはその辺うまいことやってくれてるよ」
吉田敬
「んで CSS が書けない男が選ぶかんたんデザインなんてたいがい「Memo」ぐらいのもんやろ?」
小杉竜一
「まあまあ、シンプルでよくできたデザインですからね」
吉田敬
「んなら俺が白バックの「Memo」にしたら彼女が前の彼氏のこと思い出して泣きよったらどうしようかなと思うねんな」
小杉竜一
「それやったら肌色バックの「Memo2」選んだらええがな構造大して変わらへんやんけ」
吉田敬
「それやったら俺、前の男より若干くすんでる感じになるやんけ」
小杉竜一
「ほな「Hatena_cinnamon」選べや! 前の男より動物好きな感じもアピールできるから大丈夫や」
吉田敬
「俺は自分に嘘ついてまでネゲットしたくないねん!」
小杉竜一
「考えすぎや! デザインひとつでそんな思わへんよ。それやったら自分専用の、マイデザイン買えばええやんけ aamall に頼んで」
吉田敬
「簡単に買え買え言うなお前!」
小杉竜一
「いや、買うしかないやんけスキルないねんから」
吉田敬
「お前金太郎ファンドか!」
小杉竜一
「そんなでかいもん買え言うてへんし、コミックス派の人に怒られるで」
吉田敬
「おーほな仮に買うとせえや、聞かなあかんこと一杯あるぞ!」
小杉竜一
「なんや」
吉田敬
「どんなデザイン発注すればええねん」
小杉竜一
「だから「Memo」を上書きしてもらえばええやんけ aamall さんなんやし」
吉田敬
「俺が言ってるのはプロフィール写真や! な、いざ自分専用のデザイン作ってもらうってなったらやっぱりメガネかけた写真用意せなあかんのかなとか」
小杉竜一
「なんでメガネやねん」
吉田敬
メガネナイトの DJ に呼ばれた時のためやん!」
小杉竜一
「呼ばれへんよ! お前どこから見てもトゥーマッチやねんから」
吉田敬
「逆にこうはてな顔出しが流行ったときみたいにイラストメーカーで笑い取りにいった方がモテるんちゃうかなとか」
小杉竜一
「イラストやったらお前のブツブツ感がうまく伝わらへんやん」
吉田敬
「そこまで青いブツブツ描いたら恐がられるやんけ!」
小杉竜一
「青いってどういうことやねん」
吉田敬
「それやったらフォトショでがんがん加工して奇跡の一枚捏造した方がずっといいわ! 一回もオフ会せんでええわ。モテたー! やったー! や」
小杉竜一
「……」
吉田敬
「しかも思ったより反響得られなかったやつはどうすんねん。明日からサブアカでやり直さなあかんやろ」
小杉竜一
「それは悪かったからとにかくまずデザインを買いーや。プロフィール写真なんか後でどうとでもなるんやから」
吉田敬
「買う方向で話し進めんなって!」
小杉竜一
「買うしかあれへんやんけだから!」
吉田敬
「ほな仮に買ったとせえや!」
小杉竜一
「おう!」
吉田敬
「あんな「これはひどい」タグがたくさんつくデザインどんな心構えで公開したらええねん!」
小杉竜一
「後々専用のはてなダイアリーブックにすればわからへんから買って青春の思い出にでもせーや!」
吉田敬
「また買え買え言うてるやん! これ以上金使うんはちゃうやろ!」
小杉竜一
「ほな曽我部のキーワドで配布してる非公式の CSS 拝借してこいや!」
吉田敬
「勧誘されるやん! オレの iTunes アニソンばっかりやぞ! そんなプレイリストをサイドバーに表示したら部内で浮いてしまうやろ!」
小杉竜一
「どこまで心配してんねん。ほなお前 id:foreplay の田中さんに作ってもらえや! 何人かにデザイン提供してるらしいで」
吉田敬
「お前危機管理シミュレーション能力ゼロか!」
小杉竜一
「何で怒られてんねん」
吉田敬
「確かに田中さんのデザインはカッコええよ、id:amn の土屋さんとこの変わりようなんて惚れ惚れするくらいや。けど製作者がちょっとした茶目っ気を起こした場合や」
小杉竜一
「おう」
吉田敬
「本来『月面』は英語で the lunar surface や。でも実際完成したタイトル画像に挿入されてるロゴは Get women や! ゲットウーマンやぞ! ほなそれ見たはてなの素敵女子に「ああ、あの人毎日飢えたオオカミのようにネゲット狙ってるんだな」って思われたらどうすんねん!」
小杉竜一
「……書いとけや!」
吉田敬
「何をや?」
小杉竜一
「前戯の途中ですがニュースをお送りします。の田中さんに作成してもらったデザインのため、実際より心の奥の本音が強くタイトルロゴににじみ出ている可能性があります、って書いとけや!」
吉田敬
「お前そんな自意識過剰なアバウト見たことあんのか?」
小杉竜一
「わかって欲しいじゃろが! 書くしかあらへんがな」
吉田敬
「どこに書くねんそんなもん!」
小杉竜一
「いつでも見れるようにサイドバーの下の方にでも書いとくねん」
吉田敬
「ブラウザの幅が狭くてサイドバーがメインの下に落っこちたらどうすんねん」
小杉竜一
「ほなメインの上の方に省略して、「前戯」ってでっかく書いておけや!」
吉田敬
「そこだけ見たら管理人の頭がおかしいみたいやないか!」
小杉竜一
「そう思った人はもうちょっとアバウトを細かく見てくれるよ!」
吉田敬
「それやったら最初から「読んでください」ってアバウトに誘導しておいた方がええやろ!」
小杉竜一
「じゃあサイドバーの下にも、メインの上にも……」
吉田敬
「もうええわ!!(バシッ)」
小杉竜一
「ちょ……手え出したらあかんやろお前。なんで手え出すねん?」
吉田敬
「お前なあ」
小杉竜一
「なんやねん」
吉田敬
はてなダイアリーってそんな難しく考えないでいいと思う」
小杉竜一
「いや、お前が細かく考えるからこんなんなるんちゃうん」
吉田敬
「もうええわお前に相談したのが間違いや! 今後何があってもお前なんかに相談せえへんわ!」
小杉竜一
「誰に相談すんねんこれから!」
吉田敬
「いつも自転車ですれ違ってる近藤社長に相談する」
小杉竜一
「なんでもかんでも無理や。もうええわ」
小杉竜一吉田敬
「ありがとうございましたー」